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GOODMAN PERSON

会社に所属しながら自分の夢を実現するという選択肢

山口 翔平

総務部人事課 課長 兼 新規事業担当 |2015年入社

入社前からの夢だったゲストハウスの運営を、会社の新規事業として行うことになった山口さん。2015年にリゾート営業で入社後、マーケティング部や人事部の立ち上げなどを経験し、常に新しい事にチャレンジしながら会社に貢献してきました。「やりたいことを実行できる環境がある」と語る山口さんの働き方には、グッドマンサービスで夢を叶えるヒントが隠されているかもしれません。

ママチャリで日本一周!?国内外を旅する事で「やりたいこと」を見つけた

「大学3年から卒業までの2年間、有給インターンで営業やカスタマーサポートの仕事をしていました。実は卒業後もそこに就職が決まっており、大学で単位を取り終わった後は1日8時間フルコミットで働いていたんです」

学生時代はインターンに加え、テーマパークや飲食店でアルバイトをするなど様々な仕事を経験していたという山口さん。しかし、卒業を前にしてふと立ち止まって考えてみた時に、この生活をこれから40年間続けることに疑問を感じたと言います。そこで、社会人になる前に今しかできないことをやろうと決意し、内定を辞退したそうです。

「社会人になったら長期休暇を取得して旅行に行く事は難しい印象がありました。そこで、まずは旅行に行こうと思い、卒業後は初海外・初一人旅でタイに行きました。バックパッカーといえばタイでしょ!みたいな安易な発想で出国したのですが、そこでの経験が今後の人生に大きな影響を与えたなと思っています」

この旅で初めてゲストハウスに宿泊し、様々な国の旅人と交流した山口さん。帰国後は、海外だけでなく日本も見て周る事にしたそうですが、その方法が前代未聞なものでした。

「ただ日本を周るだけでは面白くないと思い、誰もやった事がない事は何かと考え高校時代に通学で利用していたママチャリを使って旅に出ることにしました。東京を出発して、東北の手前から北陸、近畿、東海を回り、約1ヶ月半で3000キロ程の距離を自転車で漕ぎ続けました」

この旅でもゲストハウスに滞在した山口さん。1日平均100kmの道のりを自転車で走り、ヘトヘトになりながらゲストハウスに到着すると、初めて出会う旅人や宿主が暖かく迎え入れてくれる。そんな経験をすることで、いつしか自身でもゲストハウスを運営したいという気持ちが強くなったとのことです。そして旅が終わると「将来的なゲストハウス運営」を軸に、そこから逆算して自身の最初のキャリアをどうするかを考えながら就職活動を開始したと言います。

「旅館やホテルなども就職先として考えましたが、ベストな選択なのかは分かりませんでした。そんな時に、クライアントが観光地や宿泊業で、色々なホテルや旅館に関われるグッドマンサービスを見つけたんです。なので、最初はゲストハウス運営のために、施設経営のノウハウを身に付けたり、コネクション作りなどができればと思っていました」

社歴に関係なくやりたいことをやらせてもらえる環境に感謝

入社当時はリゾート事業部の営業として業務をこなし、確かな実績も残した上で新事業部の発足を提案しました。

「入社から営業として3年近く働き、2年目には当時の新規粗利の会社記録となる成績を出したり、大きなクライアントを任せてもらえるようになりました。その後、元々興味があったこともありますが、マーケティングの重要性を感じて新事業部の立ち上げを会社に提案する事にしました」

提案後すぐにマーケティング部が発足。以来、丸5年間マーケティング部の仕事を続けているそうです。リゾートバイトのGoogle検索1位獲得や、広告運用でも大きな成果を出し続けています。

「データ収集や分析、広告の運用や取材コンテンツ制作などが主な仕事です。社内はもちろん外部の提携会社の方からたくさんのアドバイスをもらいながら、少しずつですが色々な知識を身につけることができました。」

さらに最近ではマーケティングに続いて、新たな部署として総務部人事課を発足させたという山口さん。人事に興味を持ったきっかけはコロナウイルスだったと言います。

「元々コロナ前までは報奨金などのインセンティブが強い会社だったんです。やったらやった分だけもらえるみたいな感じで。それはそれでひとつのモチベーションとして機能していたのですが、コロナになって売上も下がると当然インセンティブも発生せず、それを理由に退職してしまう社員も少なくなかったんです。」

仕事に対してお金だけでなく、やりがいや楽しさといった新たなモチベーションを生み出したいと考えた山口さん。ところが想いとは裏腹に色々と苦労もしたとのことでした。

「最初は各社員にヒアリングをしながら会社のビジョンを独自に作ってみたりしましたが、あまりうまくいきませんでした。そこで、ビジョンなどを作り、新しいモチベーションにしようという抽象的な考えから、具体的に“今いる人のことを考え、目に見えることから改善する中で、より良い社内環境を作ろう”と思い全社員を対象としたカジュアル面談を始めたんです」

「実際にカジュアル面談をしてみると、普段の日常会話では発見することの出来ない社員の考えをキャッチアップすることが出来ました。また面談内の社員の意見を基に、社内にカフェのような、食事やちょっとした休憩ができるスペースを作ることが出来ました。話を聞くだけでなく、社員の声を吸い上げて実行できたことは大きな成果だと思います」

「もちろん出来ることと出来ないことがあり、さまざまな声が出てくると大変な面もありますが、出来るものは少しずつ実行しながら社員が家族や友達に自慢できるような会社にしていけたらと思っています」

ついに動き出した。社内新規事業で自分の夢を実現する

入社前からの夢だったゲストハウスをグッドマンサービスの新規事業として始める事になった山口さん。なぜ自身の夢をグッドマンサービスで実現することができたのでしょうか。

「1番の実現要素としては、既存の事業との親和性が高かった事だと思っています。我々は外国人の方への仕事紹介も事業として行っているのですが、来日時の宿泊先としてグッドマンの施設を活用してもらう事で安心感も生まれると思いますし、他社との差別化にもなると考えています」

来日して就業施設に赴任するまでの期間は、スタッフさんが自ら予約したホテルに滞在することが通常の流れになっているそうです。そこをゲストハウスに宿泊してもらう事で、スタッフさんとしても安い値段で宿を確保でき、グッドマンとしても宿泊者を確保し、スタッフさんと直接コミュニケーションが取れるので双方にメリットがあるようです。

「僕がゲストハウスを提案したのはコロナ前の事だったのですが、コロナ禍でも熱量を持って提案し続けたことも実現した要因かなと勝手に思っています。代表の月花にはアイデアベースで良いから少しでもやりたいことが思いついたらどんどん提案して!と言ってもらっているので、今後もどんどん提案していきたいと思います」

グッドマンで全てを実現したい!!

ゲストハウスを開業後、長期的にどのような事業展開を考えているのでしょうか。このゲストハウスを起点に、山口さんは更なる想いを抱いているそうです。

「大きい事かもしれませんが、新しい文化を作りたいと思っています。ゲストハウスは、これまで旅行中の宿泊先のひとつでしかありませんでしたが、たとえば近くで働いている人が、話し相手が欲しいと宿泊してもらい翌日そのまま出勤してみたり、1人暮らしの人で日々の暮らしにちょっぴり寂しさを感じている人が月1くらいでフラッと泊まりに来る。みたいなことも楽しいんじゃないかなと思っています」

山口さん自身、2018年の1年間は都内のゲストハウスを転々と宿泊しながら会社に出勤していたとのことで、自らの経験から「日常の中にゲストハウスがある文化」を作りたいと言います。

入社以来、常にやりたいことを実現してきた山口さん。これから入社を希望する方々にメッセージを頂きました。

「僕は会社に所属しながらでも自分のやりたい事を実現するなど、充実した時間を過ごす事ができています。グッドマンではアイデアベースでどんどん提案できる環境がある一方で、実現までの過程では、どのような形で会社に貢献ができるのか? 会社のビジョンに則っているか? グッドマンでやる意味は何なのか?など、クリアしないといけない課題があるのも事実です。また、自身の提案を人に理解をしてもらったり、説得をする機会が必然的に増えてきます。その中でどう伝えれば相手に納得してもらえるかなど、ビジネスに必要な能力も副次的につけていけると思っています。自分の好きなことをやりながら、ビジネスマンとして必要な能力も身につけられる。ぜひグッドマンで自分の成長しながらやりたいことを実現してみてください!」

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