「社長になりたい、お金持ちになりたいなど、誰もが思うようなことを昔から思ってました。面接の時に社長に向かって社長になりたいと言いましたね。笑」
冗談めかして答えてくれましたが、この先経営側の人間になりたいと素直に思っていたそうです。社内の人材育成がしたいという目標も、経営側の人間に必要な能力だと考えてのことです。
「創業15年目で売上が伸び続けている新進気鋭のベンチャー企業で人材育成をやっていたとなれば自分のこの先にも有益だし、人材育成に関わればこの会社をもっと大きくしたいと自分自身が思えるようになっているかもしれないと思いました」
様々な想いを抱いて入社した興津さんは、現在営業課で働いており、ゆくゆくは社内に人材育成の部署を自分で立ち上げたいと考えているそうです。すでに社内には新人育成の部署がありますが、興津さんがやりたいのは新人だけではなく、既存の社員も育成できる部署だといいます。
「部署を立ち上げて、確立した営業部隊を作りたいです。今は営業的にバブルのような状況で、営業力があまりなくても売上がある程度は増えていくと思います。いつか状況が変わった時に継続して売上を伸ばしていくには、既存の社員も含めて営業力をあげておくことが大切です」
興津さんの言う確立した営業部隊とは、どの会社においても通用すると思われる人材の集まりだといいます。
「会社によって商品は違っても、最後は人間力が大事だと考えています。身なりや名刺の出し方、飲み会での立ち振る舞いや靴の磨き方など、グッドマンでの売上の立て方というよりはプラスアルファの部分を強化したいです」